【ゆで卵・カロリー】1個50gあたりの栄養成分
【ゆで卵・カロリー】栄養豊富なゆで卵
生卵と同様にゆで卵は『完全栄養食品』と呼ばれています。アミノ酸やビタミン類、ミネラル類のバランスが絶妙です。
それにもかかわらず、たんぱく質が豊富で糖質が少ないので、ダイエットをしている方や筋力トレーニングで身体を作るような人には最適の食べ物です。
昔は映画ロッキーの影響で『生卵を飲んで身体を作る』なんて人がいたと思います。しかし現代では、格闘家やボディービルダーの人は『朝にプロテインを飲んで、サラダと一緒にゆで卵を何個か食べて身体を作る』なんて人が結構います。栄養豊富でしかも食べやすい、それがゆで卵です。
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【ゆで卵・カロリー】ゆで卵のカロリーの変化
基本的にゆで卵は半熟から固ゆでまで、カロリーに変化はありません。卵白が固まってもカロリーに変化は無いのです。ただ、マヨネーズやドレッシングなどを使うとカロリーがプラスされてしまいます。
ゆで卵はそのままだと、あまり味が無いです。なので、ついうっかりマヨネーズやドレッシングをかけて食べてしまいがちですが、注意が必要です。塩も塩分も摂りすぎると体に良く無いので、避けて通るべきでしょう。
ゆで卵を何もつけないで食べるのは難しいのですが、ダイエットのタメなら、何もつけないで食べることに慣れるべきだと思います。
【ゆで卵・カロリー】ゆで卵は食べすぎても大丈夫なのか?
昔から、『ゆで卵はコレステロールが多い食品なので制限すべきだ』といった意見があります。コレステロールは脂質の一種で、全身の細胞膜やステロイドホルモン、胆汁酸などの材料として重要な役割を果たしています。
コレステロールは体にとって重要なモノなのですが、食事や体質などによってコレステロールが増えすぎたり不足しすぎたりすると、体にエラーが発生するんです。
このバランスが崩れると血管内にコレステロールが貯まって、血管を傷つけたり血管を狭めたりして、動脈硬化などの要因にもなったりします。
だから、『コレステロールの高い、ゆで卵を食べ過ぎるのはいけないよ』といった意見が出てきたのです。
確かに卵は警戒すべき食品です。しかし肉やバターなど卵よりも普段消費しがちで、他にも警戒すべき食品は沢山あります。
動脈硬化に関しては運動不足やタバコなど他の要因もあります。運動不足で肥満になると、血液がドロドロになります。『座位中心の生活は喫煙と同じくらい健康に悪い』と言った言葉もあるほどです。また肥満の人がタバコを吸うことで、糖や脂質の代謝に影響が出ることも分かっています。
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なので、ゆで卵だけが犯人であるわけでも無いんですね。むしろゆで卵だけを気にする前に、摂取してる肉の量や油の種類、飲酒・喫煙・運動不足といったことを真っ先に改善すべきでしょう。
具体的なゆで卵の摂取目安としては、毎朝1個か2個程度なら、ほぼ健康に影響は無いと思われます。それ以上だと、少し食べすぎですかね。
【ゆで卵・カロリー】まとめ
ゆで卵は、そのまま食べても美味しいですし、パスタやサンドイッチなど、色々な料理との相性も抜群です。特に胃の調子が悪い時は、半熟卵が消化の負担にならずに済みます。ただ、あまりに食べ過ぎると、それだけで太りますし、健康にも影響が出るので適度に距離を取るべきだと思います。