バナナは筋トレ前に食べるべき。その理由について徹底解説

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バナナ・筋トレ アイキャッチ ダイエット

バナナは筋トレ前に食べることで、良い効果を発揮します。

しかし、バナナは糖質を多く含む食べ物です。「バナナの特性」を良く理解して食べるようにしないと、筋トレにおいてマイナスになることもあるでしょう。

私は高校時代に、部活ではなくクラブチームでサッカーをプレイし、バナナを利用して本格的に身体を作っていた経験があります。

今回はそんな経験を持つこの私が「バナナの成分」「バナナの効果」について徹底解説します。ぜひ最後まで、この記事を読みバナナへの理解を深め、筋トレに活かしてください。

バナナを筋トレ前に食べるべき理由。バナナのメリットとは?

筋トレにおいて、バナナを取り入れるメリット

バナナのメリットは以下の通り。

  • 色々な種類の糖が摂取できる
  • バナナは低GI値食品でもあり、ダイエット向き
  • 筋トレ効果アップにつながる栄養素が豊富
  • バナナは美肌効果もある
  • 筋肉疲労の回復を助けてくれるポリフェノールが摂取できる

順番に解説します。

①色々な種類の糖が摂取できる

バナナには糖質が多く含まれています。「ブドウ糖・果糖・ショ糖・デンプン」などなど。さまざまな種類の糖質が含まれ、身体を動かすエネルギー源となります。

白米の約78%は「デンプン」です。白米とバナナを比べると、バナナは非常にバランス感覚の優れた食品であると言えます。

②バナナは低GI値食品でもあり、ダイエット向き

バナナはGI値47と低GI値食品で、ダイエット向きの食品です。

GI値とはGlycemic Index(グライセミック・インデックス)の略。GI値は食後血糖の上昇度を示す指数で「低GI値食品」でああればあるほど、血糖値の上昇は緩やかです。

血糖値が急激に上昇すると、すい臓からインスリンが大量に分泌されます。インスリンが大量に分泌されると、脂肪合成を促進し太りやすくなるのです。

白米と食パン、バナナのGI値を見てください。

  • 白米のGI値:88
  • 食パンのGI値:95
  • バナナのGI値:47

「いかにバナナのGI値が低いのか?」分かるのではないでしょうか。

また、バナナの90gあたりの栄養素に注目してください。

バナナの栄養素(90gあたり)
  • カロリー(kcal):77
  • タンパク質:0.99g
  • 炭水化物:20.25g
  • 脂質:0.11g

バナナは90gあたり77カロリー。一方で白米は90gあたり151キロカロリーです。

「GI値」と「栄養素」の観点から「バナナはダイエット向きの食品である」と言えます。

過去記事:全粒粉とは何か?『全粒粉がダイエットに向いている』と言われる理由を徹底解説

③筋トレ効果アップにつながる栄養素が豊富

バナナの栄養素は、筋トレ効果のアップに繋がります。特に「ビタミンB1・ビタミンB6・カリウム」は筋肉に良い効果を与えます。

  • ビタミンB1:摂取した糖質をエネルギーに変えるサポート
  • ビタミンB6:タンパク質の元となる、アミノ酸の代謝に重要
  • カリウム:体内の水分量を調節し、筋肉の痙攣を防ぐ

筋トレに良い食品と言えば、ブロッコリーが代表格です。定期的に食べてる人も多いでしょう。しかし、カリウムに関してだけは、実はバナナの方が豊富に含まれています。

このように、バナナは筋トレ効果抜群です。ブロッコリーに加えてバナナも定期的に食べるようにすると、良い身体を作るのに非常に役に立ちます。

関連記事:ブロッコリーのダイエット効果と、そのダイエットのやり方について

④バナナは美肌効果もある

バナナには美肌効果があります。

バナナはビタミンB類が多く含まれる食品。特に「ビタミンB6」が多く含まれる食品として有名です。

ビタミンB6は、水に溶けやすい水溶性のビタミン。免疫機能の正常な働きの維持や皮膚の抵抗力の増進、赤血球のヘモグロビンの合成などもしています。

またビタミンB6は、脂質の代謝にも関与しています。そのためバナナはお肌にも良いので、筋トレを抜きにしても定期的に食べたい食品です。

関連記事:バナナには美肌効果がある!?バナナの効果・効能に触れつつ、掘り下げてみたいと思います。

⑤筋肉疲労の回復を助けてくれるポリフェノールが摂取できる

バナナには抗酸化作用のある、ポリフェノールが豊富です。

このポリフェノールは、活性酸素を抑制する効果があります。人間は「ハードな筋トレ・ハードな有酸素運動」これらによって、活性酸素が許容量以上に発生することがあります。

活性酸素が許容量以上に発生すると、筋肉の回復が遅れることがあるのです。

ところが抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれる食品は、活性酸素を抑制します。そのため、バナナを食べると、筋肉の疲労を回復するのに非常に役に立つのです。

私達は呼吸をすることで、体内に酸素を取り込んで生命稼動を維持しています。取り込んだ酸素の数%は活性酸素になるのです。

活性酸素と言うと悪いイメージを持つ人がいますが、活性酸素は細胞伝達物質や免疫機能として働く重要なモノ。

ただし、過剰に生じた活性酸素は細胞を傷つけ、老化や動脈硬化など生活習慣病などの様々な疾患をもたらす要因となっています。

このように見ると「息を吸って吐くだけで一定数の活性酸素が出るなら、人間生きていけなくね?」「筋トレしてる人やスポーツしてる人はスグに病気になるんじゃないの?」と思う人もいると思います。

しかし、人間には「抗酸化作用」といった優れた防御システムが備わっているので、生命を上手く維持できているのです。

この抗酸化作用の優れた防御システムが、活性酸素の発生を抑えたり生じたダメージを日々修復しています。

「もともと備わっている抗酸化作用の許容量以上にストレスがかかると、筋トレをしても筋肉の疲労が治らなかったり、老化が進行してしまったり、ヒドイ人は病気になってしまう」これが抗酸化作用の仕組みです。

バナナのように抗酸化力のある食べ物を積極的に食べることは、筋肉においてもアンチエイジングにおいても非常に重要なことなのです。

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筋トレ前にバナナを食べる際のポイント

筋トレにおいて、バナナを取り入れるためにポイント

バナナの食べ方については、ちょっとしたポイントがあります。

  • 筋トレの30分くらい前がベスト
  • 筋トレ前のバナナは1~2本に抑えておく
  • 筋トレ後の摂取もおすすめ

個別に解説します。

①筋トレの30分くらい前がベスト

バナナを食べるのは、筋トレの30分前くらいがベストです。

バナナに含まれる糖質は、20~40分くらいで消化されエネルギーに変わります。だいたい30分くらい前にバナナを食べて、トレーニングをスタートするのがベストです。

もし、トレーニングの2時間前に食事を取っているのなら、バナナを摂取する必要は無いでしょう。やはり、きちんとした食事の方がエネルギーは補給できます。

トレーニング前に食事のできない人は、筋トレの30分前にバナナを食べることを意識してください。

②筋トレ前のバナナは1~2本に抑えておく

筋トレ前に食べるバナナは、1本~2本に抑えてください。

バナナの90gあたりの栄養成分を見てください。

  • バナナのカロリー:77
  • タンパク質:0.99g
  • 炭水化物:20.25g
  • 脂質:0.11g
  • GI値:47

カロリーは77です。バナナは沢山食べても太りにくい食品です。しかし、炭水化物を豊富に含んでいるので「食べすぎれば太りやすい食品」でもあります。

「バナナはあくまで間食としての利用」がベストで、食べたとしても「1日1本か2本程度」に抑えるのがベストです。

③筋トレ後の摂取もおすすめ

バナナは筋トレ後に食べるのもオススメです。糖質は筋トレ前だけではなく筋トレ後にもとることで、筋肉の分解を防いだり、筋肉を合成するためのエネルギーになってくれます。

この筋トレ後の場合は、タンパク質と一緒に摂取するのが良いでしょう。タンパク質は筋肉の材料となります。

筋トレ後の30分以内は、筋肉の合成が1番高まる時間帯。筋トレで傷ついた筋肉を再生させようと、体がより多くのタンパク質を求めるのです。

この時間帯に「筋肉の材料となるタンパク質」「筋肉を合成するためのエネルギーになる糖質」を一緒に摂取してあげると筋肉は回復をし、より大きく筋肉が成長します。

筋トレに役立つバナナの食べ方、いろいろ

バナナヨーグルトデメリット

バナナの摂取の仕方は、そのまま食べるだけではなく色々あります。筋トレにバナナを取り入れようと思うと、毎日のことになるので当然飽きがくるでしょう。

バナナに関しては以下の食べ方をおすすめします。

  • バナナヨーグルト
  • バナナスムージー

個別に解説します。

①バナナヨーグルト

バナナヨーグルトにして食べるのは、非常にオススメです。

ヨーグルトには乳酸菌が多く含まれています。さらにバナナには、乳酸菌の餌となるオリゴ糖が豊富に含まれています。

つまりバナナヨーグルトを食べると、乳酸菌とその餌を同時に摂取することになるので、腸内環境の正常化にかなりの効果が期待できるのです。

筋トレ効果をアップしながら、同時に腸内環境の正常化の着手になるのです。

過去記事:朝バナナヨーグルトダイエットの効果について

過去記事で朝バナナヨーグルトダイエットについて紹介しましたが、バナナヨーグルトは朝に食べるのがおすすめです。

朝は仕事や学校など時間が無かったりするので、バナナヨーグルトは手軽に素早く栄養補給ができます。

バナナ以外にも他のフルーツを入れれば、さらに色々な栄養素が摂取できるのでヨーグルトとの組み合わせは非常に相性が良いです。

②バナナスムージー

バナナスムージーも非常に良いアイディアです。

スムージーは固形物ではなく液体であることから、胃への負担が軽いのが利点です。

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夜寝る前に固形物を摂取してしまうと、せっかく休もうとしていた胃が活動状態になってしまいます。

そのため夜に固形物を摂取すると、胃が休まらないどころか消化器官を傷つけてしまう人もいるいるのです。

夜のトレーニング後などに、バナナスムージーを飲むのはオススメです。

過去記事夜バナナダイエットの効果について

過去記事でも書きましたが、バナナスムージーにプロテインを入れるのも良いです。筋トレ後に糖質と一緒にタンパク質を摂取するのにスムージーの利用は非常に便利です。

また筋肉は睡眠中に細胞を修復するので、筋トレ後ではなくとも夜にプロテイン入りのスムージーを飲むと、筋肉の成長に大きく貢献します。

スムージーには無限の可能性があるので、ぜひ色々と研究してみてください。

筋トレのために、新鮮で安心できるバナナの欲しい人は、こちらがオススメ

「毎日食べるモノなので、無農薬のバナナを安心して食べたい!」そんな願いを持つ人もつ人は多いと思います。

実は私も「無農薬」にはこだわりがあり、意識的に無農薬の野菜や果物を食べるようにしています。

バナナの農薬は果皮に含まれています。バナナは剥いて食べるので中身には、ほとんど影響はありません。しかし、徹底して農薬を避けることが「良い体」を作ることに繋がるのは間違いありません。

無農薬のバナナは、普通のバナナに比べて高価です。街のスーパーでは、なかなかそのようなバナナを見つけるのは困難です。

しかし、ここでご紹介するポケットマルシェを使えば、簡単に無農薬のバナナを購入することができます。

ポケットマルシェは日本最大級の産地直送サイトです。生産者さん個人から直接、新鮮な野菜や果物が購入できます。

また購入した人の信頼できる口コミも投稿されてるので、「どの生産者さんが優良なのか?」簡単に判別できるのです。

ぜひ、無農薬なバナナが欲しい人はポケットマルシェの利用を検討してみてください。バナナ以外でも野菜など、豊富な食材がポケットマルシェでは用意されています。

バナナは筋トレ前に食べるべき。その理由について徹底解説:まとめ

以上、筋トレ前にバナナを食べるべき理由と、バナナの筋トレにおける効能について解説してみました。

筋トレ前でも筋トレ後でも、バナナを取り入れることの効果は絶大です。筋トレを抜きにしても朝や夜だけでも、定期的に取るだけで腸内環境が整い健康にもなれます。

是非、試してみてください。

この記事を書いた人

Webクリエイターです。ライターとしては歴史専門。Webデザイナーとしては飲食関連専門。ライティングやLP、WordPressのテーマ制作までいろいろな仕事をしています。さらに「雑記・特化」といくつかのWebメディアも運営しており、SEOコンサルなどの仕事もしています。

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