ダイエットにバナナは良いのか?悪いのか?

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バナナダイエットメリット ダイエット

世の中にはバナナを利用したダイエットが無数にあります。

しかし、実際のところバナナはダイエットにどれほど効果があるのでしょうか?デメリットなどは無いのでしょうか?

今回の記事では小学生の頃からサッカーをし、高校生の頃にはクラブチームに所属し本格的に身体を作ったことにある、この私がバナナのダイエットにおける効果について、徹底的に解説したいと思います。

ダイエットにバナナは良いのか?

バナナはダイエット向きの食べ物です。しかし、栄養の観点から「バナナだけ」を食べるダイエットは良くありません。バナナは限定的にダイエットに取り入れる食べ物だと思っておいてください。

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バナナは何故ダイエット向きなのか?

バナナがダイエット向きな食品である理由を、いくつかあげてみます。

①バナナはカロリーが少なめ

100gあたりのカロリー
  • バナナ:約93kcal
  • 白米:約156kcal
  • 食パン:約264kcal
  • パスタ:約140kcal
  • うどん:約105kcal
  • そば:約114kcal

バナナの100gあたりのカロリーは約93kcalです。日本人はバナナを主食にすることはありませんが、他のどの主食よりもカロリーが低い事が分かると思います。

②バナナは血糖の上昇がゆるやか

主な食品のGI値
  • パスタ:41
  • バナナ:47
  • そば:54
  • うどん:62
  • 白米:88
  • 食パン:95

バナナのGI値は51です。GI値とはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略です。その食品に含まれる炭水化物が血糖値の上昇を引き起こす速度を表した指数です。

GI値が高いとそれだけ血糖値の上昇が急で、すい臓から分泌されるインスリンの量が増えます。

インスリンは脂肪合成を高める効果があります。インスリンの量が増えると、それだけ脂肪として蓄積されることになるので、ダイエットを考える人は、なるべくGI値の低い食品を食べるべきです。

バナナはGI値が51と低~中くらいなので、白米や食パンで空腹を満たすよりもバナナを利用した方が断然ダイエットには良いです。

③バナナは腹持ちが良い

バナナの100gあたりに含まれる食物繊維の量は1.1gです。そのうち1gは不溶性食物繊維で水に溶けない食物繊維です。そのため消化に時間がかかるので、満腹感が得やすい食品です。

バナナのデメリット

バナナがダイエット向きである理由をあげましたが、デメリットもあります。

バナナの食物繊維はそれほど多いわけではない

100gあたりの食物繊維の量
  • パスタ:5.4g
  • 食パン:4.2g
  • 玄米:3.0g
  • さつまいも:2.8g
  • そば:2.7g
  • うどん:2.4g
  • 白米:1.5g
  • バナナ:1.1g

他の主食とバナナに含まれる食物繊維の量を比較すると、他の食品の方が圧倒的に食物繊維が含まれてることが良く分かると思います。

食物繊維とはコレステロールや中性脂肪の改善や腸内環境を正常化する作用があります。

アフリカではバナナを主食にしてる国も沢山あるのですが、食物繊維の観点からバナナよりも米やパン、そばの方が優れているので、これらを主食に選ぶべきです。

バナナに含まれるトリプトファンには上限がある

トリプトファンとは必須アミノ酸の一種です。夜に睡眠を誘導するメラトニンの材料となるセロトニンを作り出すアミノ酸です。

実はトリプトファンには摂取の上限があります。短期間に1日3000~6000mgを摂取すると頭痛と吐き気、無気力になる症状が報告されています。

100gあたりのトリプトファンの量
  • カゼイン:1,100mg
  • 大豆:1,200mg
  • 牛の生レバー:290mg
  • 豚の生レバー:290mg
  • 鶏の生レバー:290mg
  • バナナ:15mg

バナナ100gあたりに含まれるトリプトファンは15mgです。非常に微量に思えるかもしれません。

しかし、牛乳の80%に含まれるカゼイン(100g)には1,100mg含まれています。大豆にも1,200mgです。牛の生レバー(100g)には290mgです。

トリプトファンは精神の安定や睡眠には非常に良いアミノ酸です。しかし、普段の食事で多くの量を摂取しやすいモノでもあります。

特にバナナと牛乳、バナナと豆乳などは相性が良いので、どんどん摂取してしまいたくなるモノですが、注意しないと3,000mgなどはあっという間に達してしまうので注意が必要です。

バナナのダイエットにおける取り入れ方

バナナはダイエット向きな食品ですが、基本的は「朝だけ」とか「間食に利用して空腹を抑える」とか、補助食品として利用するのが1番良いです。

いくつか具体例をあげてみます。

①朝のバナナヨーグルト

バナナヨーグルト:レシピ
  • ヨーグルト
  • みかん:1個
  • バナナ:1本
  • プロテイン:20~30g

朝は仕事や学校があるので、時間が無い人が多いと思います。

特に朝は睡眠によって栄養を使い切ってるので、しっかりとタンパク質も糖質もビタミンも補給したいです。

そこで役に立つのがバナナヨーグルト。バナナを切ってヨーグルトをかけるだけなので、素早く栄養補給ができます。

砂糖を使うと血糖値が急上昇してインスリンが大量に出てしまうので、バナナだけの甘味に慣れるのがダイエットのコツです。

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ちなみに、このバナナヨーグルトにバナナ以外のみかんなどの果物やプロテインを混ぜると、それだけで良質なビタミンとタンパク質が補給できるのでオススメです。

②夜のバナナスムージー

バナナヨーグルト:レシピ
  • ヨーグルト
  • みかん:1個
  • バナナ:1本
  • プロテイン:20~30g
  • はちみつ:適量
  • 豆乳:適量

※これらの材料をミキサーにかけてください。

夜寝る前に固形物を食べると食べたモノが食道に逆流して、胃もたれや吐き気などの症状が表れることがあります。

食べてからスグに横になる。肉類の食べ過ぎ。早食い。これらは身体に負担をかけるので、なるべく避けるべきです。

夕食は遅くても20時までには済ませるべきで、それ以降は消化のしやすいモノを摂取すべきです。

そこで夜に栄養を摂取するときに非常に役に立つのが、バナナスムージーです。液体でありながらお腹にも貯まりますし、他のフルーツやプロテインを入れることで、ビタミンやタンパク質も摂取できます。

多くのスムージーは牛乳を仕様しますが、大豆の健康効果を利用して豆乳を利用するのを私はオススメします。

ダイエットにバナナは適度に取り入れましょう!

バナナはダイエットに適した食べ物ですが、適度に取り入れるのがベターです。上手くバナナをダイエットに取り入れて、是非ダイエットを成功させてください。

この記事を書いた人

Webクリエイターです。ライターとしては歴史専門。Webデザイナーとしては飲食関連専門。ライティングやLP、WordPressのテーマ制作までいろいろな仕事をしています。さらに「雑記・特化」といくつかのWebメディアも運営しており、SEOコンサルなどの仕事もしています。

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