【食材・たらこ】1本30gあたりの栄養成分
【食材・たらこ】たらこはスケトウダラの卵巣を塩漬けにした食品
たらこはタラの卵巣を加工した食品です。一般的にたらこと呼ばれるものはスケトウダラの卵巣を塩漬けにしたものを指すことが多いです。たらこは日本料理の他に韓国料理やロシア料理などで、主に使われています。韓国では명란(ミョンナン)、ロシアではикра минтая(イクラミンタヤ)と呼ばれています。
【食材・たらこ】たらこを使った料理
代表的なのは、おにぎりの具としてのたらこでしょう。コンビ二にいけば、たらこおにぎりは必ずあるほどです。あとはお茶漬けの具や、たらこスパゲティもたらこが使われてる代表的な料理です。
韓国においてはチャーハンやスパゲティに入れてみたり、卵焼きに入れてみたり、韓国は日本と利用方法が似ています。ロシアにおいてはパンなどに塗って食べるサンドイッチスプレッドとしての利用方法が多いです。
【食材・たらこ】たらこの歴史
日本において、たらこは茶湯献立指南に記述があるように1600年代の江戸初期から食べられていたと考えられています。また韓国においては1392年から食べていたと考えられています。
ちなみに辛子明太子は1600年代から韓国で食べられていたらしく、第二次世界大戦後に朝鮮半島に暮らしていた日本人が韓国で食べられていた、辛子明太子を持ち帰ったのがきっかけで、日本でもブームになったようです。
1948年に川原俊夫氏の創業した『味の明太子ふくや』は、日本最古の明太子の会社として知られています。
【食材・たらこ】まとめ
たらこには、たんぱく質やビタミンEなどの栄養素が含まれているので、朝食に非常にマッチした食材だと思います。ただ塩分が多めなので、あまりにも頻繁に食べることは推奨されるような食材ではありません。たらこだけではなく塩分濃度の高い食品は、粘液を溶かしてしまい胃がダメージを受けやすくなってしまいます。なので際限なく食べるのではなく適切な距離を保ちながら、楽しむ食材と言えると思います。