甘いモノは太ります。甘いモノは太るので『砂糖断ち』をしたらダイエットに絶大な効果がありそう。実際、ダイエットやスポーツ界隈でも『砂糖断ち』は話題を集めています。
『砂糖断ち』は具体的にどのような効果があり、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
私は数ヶ月前から『砂糖断ち』を実践しているので、私の体験談も踏まえて少し語ってみたいと思います。
砂糖断ちのメリット
①【前提】砂糖にも種類がある。
まず最初に砂糖にも種類があります。白砂糖、黒砂糖、三温糖などなど。砂糖断ちが語られる時は、一般的に白砂糖だけを指して語られます。
専門家の中には「砂糖も種類によっては身体に良いんだよ」と語る人もいます。黒砂糖なんかは特にそうです。
ただ、どの種類であっても接種のしすぎは身体に影響があります。ここでは『砂糖全般の砂糖断ち』を語ることとします。
②砂糖は太りやすい
砂糖はブドウ糖と果糖が結びついただけの単純な炭水化物です。 砂糖の吸収スピードは非常に速い。吸収が早いと言うことは脂肪になりやすいのです。あまり食べ過ぎるとスグに太ってしまうので、砂糖には注意をした方が良いのです。
③砂糖の取りすぎはイライラのもと?
砂糖は血糖値を急激に上げる効果があります。そうなると、すい臓からインスリンが大量に分泌されます。
先ほど『砂糖は太りやすい』のとこで話しましたが、インスリンは脂肪合成を高め、脂肪分解を抑制する作用を持っています。
砂糖(ブドウ糖)が筋肉や脂肪として全身の細胞に取り込まれ、結果として血糖値が下がることになるのです。
この大量に分泌されるインスリンが砂糖は太りやすいの原因とも言えます。
そして血糖値が下がると、アドレナリンやノンアドレナリンなどの感情と大きく関わるホルモンの分泌量が増えます。このホルモンが過剰に分泌されると不安感が増大してイライラすることが増えたりするのです。
つまり砂糖ばかりを取っていると、太りやすいですし感情の波が不安定になりやすいのです。
『よくタバコを吸ってる人はイライラしやすい』と言われています。おそらくこれはニコチンだけに原因があるわけでは無いと思います。
だいたいタバコを吸う人は、甘いコーヒーがジュースを一緒に飲みます。「タバコを吸うのに絶対に水しか飲みません!」と言う人は少数派でしょう。
おそらくその飲み物の砂糖に原因があるのだと思います。
砂糖断ちのデメリット
では砂糖断ちのデメリットについて語ってみましょう。先ほど砂糖断ちのメリットの『砂糖は太りやすい』といったことを話しました。
太りやすいの逆の側面は、『疲れを癒すのには砂糖は最適』と言うことです。吸収スピードが速いので、脳をスッキリさせる効果があるのです。
プログラマーや研究者の方が、甘いコーヒーをタンブラーに入れて常備してたりするのは、この効果を狙ってのことです。
疲れた身体を癒すには砂糖は効果あるので、疲れてる時に『砂糖断ちをしてるから!!』と言った理由でストイックに砂糖の接種をしないのは、身体の回復にとってはあまり良く無いとも言えます。
また砂糖断ちの生活に慣れなくて、それが逆にストレスになることもあります。いけないのは過剰摂取。次から次へと砂糖を摂取してしまうことです。
過剰摂取を上手くコントロールできるなら、完全なる砂糖断ちはしなくても良いと私は考えています。
まとめ
最近、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドが会見の席で、スポンサーであるコカ・コーラーを横にどけて、水を飲めと言わんばかりに「アクア!」と報道陣に向かい呼びかける事件がありました。
なんと、この事件がきっかけとなり、コカ・コーラ株が約4426億円も暴落したのです(笑)
スポーツ界では砂糖断ちは当たり前に行われています。クリスティアーノ・ロナウドに関しては「息子がコーラを飲みたい」って言うだけで、イライラしてしまうといエピソードは、とても有名な話です。
それくらい砂糖断ちをして、身体を作ることには神経質だったりします。
私はスポーツ選手ならまだしも、一般人がそこまでストイックに砂糖断ちするのは、やりすぎな気もしてます。
実際に砂糖の入ってない商品を探すのは大変ですし、いざ友達と外食に出かけた時「砂糖断ちしてるので食べられません!」と言う訳にもいきません。
お酒もケーキもアイスもだいたいのモノがダメ(笑)
私は数ヶ月前から砂糖断ちの生活をしています。この数ヶ月の生活の中で、『普段砂糖の入ったモノは口にしないけど、月に1度か2度くらいの外食の際は食べても良い』といったルールが1番痩せやすいですし生活に支障が無い気がしてます。
砂糖の摂取を「1週間に1度だけ」にしても随分効果があるので是非試してみてください。
追記:砂糖の摂取は血糖値を急激に上昇させるので、感情の波を激しくすると書きました。しかし、実は野菜が足りてなくても人は感情の波が激しくなります。
別のブログで野菜についても書いているので、気になる方は是非こちらの記事も読んでみてください。