仮想通貨リップル(XRP)とは何か?特徴から将来性まで一挙に解説します

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リップル

リップル(XRP)は2013年に誕生した仮想通貨です。リップルは海外送金を行う金融機関に特に注目されていて、取引量の高い仮想通貨として注目されています。今回はそんなリップルについて、「いったいどうゆう通貨なのか?」説明してみたいと思います。


仮想通貨リップル(XRP)の基礎情報

仮想通貨名Ripple
ティッカーシンボルXRP
発行上限100,000,000,000枚
承認方式PoC
上場時期2013年2月
提唱者Ryan Fugger
公式サイトhttps://ripple.com/
ホワイトペーパーhttps://ripple.com/files/ripple_consensus_whitepaper.pdf

仮想通貨リップル(XRP)の概要

リップルは国際送金ネットワークである「RippleNet」の機能の一部として利用されています。RippleNetは国際送金をスムーズに行うための法人向け国際送金ネットワークです。

ステラルーメン(XLM)の仮想通貨について説明します

ステラルーメンの記事で書きましたが、既存の国際送金システムはコルレスと言う名の中継銀行を経由して送金するため送金手数料が高く、相手方へ着金するまでに時間がかかります。ただRippleNetを活用することで、安価かつ迅速な国際送金ができるようになるのです。


仮想通貨リップル(XRP)は数多くの銀行や企業と提携をしている。

リップルは現在、Bank of EnglandやStandard Chartered Bank、日本だとSBIホールディングスや三菱UFJフィナンシャル・グループなど数多く銀行や企業と提携をしています。国際決済のシステムとしては素晴らしいものを提供しているので、基本的にはこの輪が広がれば広がるほど、リップルの相場にそってはプラスの材料と見て間違いないでしょう。


仮想通貨リップル(XRP)はブリッジ通貨

RippleNetの安価で迅速な国際送金の秘密は、リップルがブリッジ通貨であることです。国際送金をする場合、通常はコルレスという名の中継銀行をいくつも経由しないといけません。

①日本の銀行→②中継銀行A→③中継銀行B→米国の銀行

一方でリップルは中継銀行を経由しないため手数料が発生するものの、安価で迅速な送金を実現しています。

「①送金人」「②リップル」「③受取人」

リップルは24時間365日利用可能で、毎秒1,500件の取引を処理できると言われています。なので、送金から着金までかかる速度は実に数秒。取引手数量も0.00073円程度。通常の国際送金システムが数日を要し取引手数料も3000円程度なのを考えると随分違います。

「日本円⇔リップル⇔米ドル」

「英ポンド⇔リップル⇔ユーロ」

通貨同士の橋渡しをするブリッジ通貨としてのリップル。「Visa」と同レベルの処理能力まで機能を引き上げることができるようで、既存の国際送金システムに取って変わる可能性があると期待されています。


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仮想通貨リップル(XRP)にはマイニングがない?

リップルにはマイニングがありません。運営自体が「Ripple Inc」という企業のみによって中央集権的に行われています。またPoC(Proof of Consensus)という承認方式を採用しています。

PoCではバリデーターと呼ばれる選ばれた承認者がいて、そのバリデーターによって取引の正当性を確認します。80%以上のバリデーターが正当であると判断した場合にのみ、取引が成立します。ステラルーメンのSCP(Stellar Consensus Protocol)と似た仕組みです。

ビットコインのPoWの承認方式ですと、マシーンパワーに大金を投入できる一部の法人による独占の危険があり、同時に大量の電力も必要とします。一方でリップルのPoCの承認方式は承認者がそもそも固定されているので、ユーザー間の競争起こらず、低コストでの運用を実現しているのです。


仮想通貨リップル(XRP)は国際送金のシステム内で利用されるたびに、徐々に枚数が減っていく

リップルの発行枚数は100,000,000,000枚(1000億枚)です。これを全て発行済みで、その大部分をリップル社と創業者が保有してる状態です。この状態だと通常は「価値が減少してしまうのではないか?」と思う人もいるだろうと思います。しかし、国際送金のシステム内で利用されるたびに、リップルが消滅する仕組みを取ってるんですね。リップルが消滅すると言うことは、それだけ希少価値が上がることを意味します。そのようにしてバランスを保っているのです。

仮想通貨リップル(XRP)のロックアップとは何か?

すでに発行された1,000億XRPのうち、630億XRPはリップル社が保有しています。ただし、リップル社が保有する90%相当の550億XRPは2017年12月にロックアップされています。第三者機関によって公正に保管されているんですね。そのためリップル社は630億XRPのうちの550億XRPは自由に動かすことができません。このロックアップは需給の悪化の防止が目的です。

2017年12月8日までに完了している550億XRPものロックアップ分は、ロックアップ期限が55ヵ月に設定されています。0ヵ月目から54ヵ月目までの計55ヵ月の間、各月の1日目にひとつずつ契約が失効していき、各契約が失効するごとにリップル社は10億XRPを自由に売却し市場に供給できるようになります。

このロックアップについてリップル社は四半期ごとにマーケットレポートを公開しています。そこでロックアップが解除されたリップルの行方や期間内の取引量などについて報告しています。

仮想通貨リップル(XRP)のSEC(米国証券取引委員会)との裁判について

リップルは2022年現在、SEC(米国証券取引委員会)と裁判で争っています。SECは2020年12月、リップル(XRP)の販売は未登録の証券販売にあたるとしてリップルを提訴したのです。

要するにSEC側は「仕組み的に通貨じゃ無いだろ」といった主張をしてるんですね。既にヨーロッパや日本でも通貨としての利用実績があるので、この主張が通るのかは厳しい部分もあるのですが、今の裁判の流れはSEC側に「リップルが証券である、という証拠を提示せよ」とSEC側に裁判所が要求してる段階です。

この「リップルが証券である」という証明が難しくて、2018年にイーサリアムを仮想通貨として認める発言をしていたSECの元金融ディレクターのスピーチに関する資料の提示などで、SEC側が資料の提出を渋ったりなど、現在なかなかごたついた状況です。

おそらくSEC側は「リップルを証券である」という主張を通すことで、リップルのみならず他のトークンを発行する組織も、ブローカーディーラーとしてSECに登録させて仮想通貨市場から分け前を頂こうといったことが狙いだと思われます。

今のところSECがリップルが証券であるということを証明することは難しいと思いますし、リップルが優勢だと思いますが、米国の裁判なので最終的にどうなるかは全く検討もつきません。少なからず、リップルが負けた場合、仮想通貨市場そのものが大きく変わるので、このリップルの裁判は全ての仮想通貨投資家が注視すべきだと思います。


仮想通貨リップル(XRP)の現在の価格から見る将来の予想

※2022年5月15日現在の話です。長期投資家ではなく、あくまでテクニカルトレーダーの分析です。

XRP/USD 1W
XRP/USD週足チャート 引用:TradingView

XRP/USDの週足チャートです。ボリンジャーバンドは期間20でσ2を利用しています。1番上の支持線は3回ほど試された後に最新の週足のロウソクで大きくブレイクされています。この支持線と同時にトレンドラインにも注目をしてください。最高値から綺麗にリズムを描いたトレンドラインです。

全体を見ると三角形の形が見えてきますが、これは完全な三角持ち合い(トライアングル)のパターンです。安値は綺麗に水平線で一定でありながら壁の強さを示唆されますが、高値は右肩下がりに綺麗に下へ下へと向っています。

XRP/USD 1D
XRP/USD日足チャート 引用:TradingView

日足チャートで細部を見てみます。2022年5月9日に綺麗にラインをブレイクして、5月10日のロウソク足でラインまで戻るほど買い圧力がありましたが、結果として大きくヒゲをつけて終わりました。ブレイクをしてラインまで戻るほどの買い圧力を見せましたが、買いの勢力の巻き返しもそこまで。最後は売り勢力に完全な巻き返しを喰らった形です。この大きなヒゲをつけた日足の陽線は、非常に重要な意味を持っています。

トライアングルのブレイクと、日足でのこのロウソク足の状態を考えると、これはショートのトレードとしては、かなり高確率なポイントと判断できます。私はリップルに関してはノートレードですが、このパターンをリアルタイムで見ていたら迷い無くショートをしていたことでしょう。非常に残念で仕方ありません。

XRP/USD 1W
XRP/USD週足チャート 引用:TradingView

しかし、まだチャンスは終わってはいません。今度は2番目の支持線を中心にトレンドラインを眺めてみてください。実はまだ、トライアングルが形成されたままなんです。週足でこれから陽線などが出て、上昇の傾向を見せても、この綺麗なトレンドラインさえ破られなければ、トライアングルの形は継続中です。2番目の支持線を抜ければ、またさらに下落することが考えられます。もちろん、現物取引をやる人や、長期投資で買い目線の投資家の人にもチャンスが無いわけではありません。

週足のトレンドラインが綺麗に形成されていることに注目です。このトレンドラインをブレイクすれば、ロングのエントリーが可能です。いわゆるトレンドラインブレイクと呼ばれるパターンです。トレンドラインブレイク自体は、その後大きく伸びるが確約されずレンジ場になる可能性もありますが、綺麗に形成されているトレンドラインは、それだけ多くの投資家が注目するラインである証拠であり、それをブレイクすると言うことは、大きなチャンスが待っていることを示唆します。

買い目線でトレードを考えている方は、この週足のトレンドラインブレイクを目安に、ファンダメンタルズの材料も加味してロング(買い)のエントリーを検討してみると良いかもしれません。


仮想通貨リップル(XRP)を売買するのに、おすすめの仮想通貨取引所

1:Coincheck

取引所名:Coincheck
URL:https://coincheck.com/ja/
取扱通貨数:販売所15種類・現物17種類
レバレッジ倍率:証拠金取引は現在やっておりません

Coincheckは証拠金取引をやっていません。現物取引のみです。現物取引の利点はどんなに損失をしても最悪資産が0になる程度です。資産がマイナスになって借金を背負うことはありません。現物取引は上昇相場にしか賭けることができませんが、初心者の方が相場に慣れると言う意味では、ここを使うのは有用です。ちなみにCoincheckに関してはUSDのペアは取り扱っておらず、XRP/JPYのペアのみです。


2:DMM Bitcoin

取引所名:DMM Bitcoin
URL:https://bitcoin.dmm.com/
取扱通貨数:現物11種類、レバレッジ15種類
レバレッジ倍率:固定2倍
ロスカットルール:50%

DMM Bitcoinに関しては現物取引も証拠金取引も両方の取扱があります。ロスカットルールが50%なので、国内業者の中では多少リスクのあるトレードも可能です。DMM BitcoinもUSDのペアは取り扱っておらず、XRP/JPYのペアのみです。


3:GMOコイン

GMOコイン
取引所名:GMOコイン
URL:https://coin.z.com/jp/
取扱通貨数:販売所18種類・現物11種類、レバレッジ5種類
レバレッジ倍率:固定2倍
ロスカットルール:75%

ロスカットが証拠金維持率の75%を下回ってからで、国内業者の中では多少厳しめのGMOコインですが、こちらも現物取引と証拠金取引の両方ができて、販売所形式も用意しています。他の国内業者と同じで、USDのペアは取り扱っておらず、XRP/JPYのペアのみの対応ですが、長期投資をする方が利用すると良い仮想通貨取引所だと思います。


4:CryptoGT

取引所名:CryptoGT
URLhttps://cryptogt.com/jp/website-home
取扱通貨数:60種類以上
レバレッジ倍率:500倍
ロスカットルール:50%

CryptoGTはレバレッジが500倍まで使える中級者以上の方向けな海外業者です。ただ日本語にも対応してて、あのFXでおなじみのMT5の取引ツールが使用できます。取扱通貨は実に60種類以上でXRP/USDにも、しっかり対応しています。

MT4やMT5は他のエンジニアが作った便利なカスタムインジケーターや自動売買システムが簡単に無料で導入できます。もちろんMQL4やMQL5などの言語を学べば、メタエディター(MetaEditor)などを使って、さほどサードルも高くもなく自作インジケーターや自動売買システムを自分で作って導入することができます。

なので裁量トレードだけではなく、システムトレードを検討されている方は、最初からCryptoGTを使ってしまっても良いと私は思います。


仮想通貨リップル(XRP)のまとめ

以上、リップル(XRP)について説明してみました。裁判の行方が特に気になる仮想通貨だと思いますが、ロックアップについて特に気になる人が多いと思います。

総発行数量の1%にあたる10億XRPが毎月売却できる状態になるので、普通に考えれば価格は毎月下落しそうなものです。

ただロックアップが解除されたリップルは、実際には直接的に個人投資家などに売却されるわけではありません。

リップルを販売するマーケットメイカーに販売されるのです。また毎月リリースされる10億XRPのうち、同月末の時点で使われなかったリップルは新しくロックアップされます。こちらもロックアップ期限は55ヵ月間。

ロックアップが解除されたリップルが全額まるまる供給されることも確定ではありません。なので、毎月の価格への影響は低いと思いますが、毎月1日のリップルの取引に関しては注視しても良いと私は思います。

それとリップルがSEC(米国証券取引委員会)に裁判をふっかけられた事と関連しそうですが、リップルは株のような長期保有を意識された仮想通貨だと思います。リップルの価格の行方のほとんどが、RippleNetの活用の広がりに関連しているからです。

手法にもよりますが、私のような短期売買を主体とするトレーダーが細かくポジションを取るよりも、RippleNetの未来に長期的にベットした投資家の方が最終的に報われそうな仕組みに見えます。リップルも仮想通貨の中では取引量が多い方ですが、流動性がやはり生命線となるトレーダーにとっては取引するのが、若干難しい仮想通貨なのかなと私は思います。実際に価格の変動もなかなか激しいですからね。


仮想通貨

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