仮想通貨OMG(オーエムジー)とは何か?特徴から将来性まで一挙に解説します

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仮想通貨OMG(OMG Network)は日本では2021年4月に国内大手のコインチェックに上場しました。その時、それまでに比べて約30%以上も上昇したので、この仮想通貨の名前を知る人も多いと思います。今回は、そんな仮想通貨OMG(OMG Network)について、説明してみたいと思います。


仮想通貨OMG(オーエムジー)の基礎情報

仮想通貨名OMG Network
ティッカーシンボルOMG
発行上限140,245,3980枚
承認方式PoA
上場時期2017年7月
提唱者Omise Go Pte Ltd.
公式サイトhttps://omg.network/
ホワイトペーパーhttps://docs.omg.network/

仮想通貨OMG(オーエムジー)の概要

仮想通貨OMGは、イーサリアム基盤のブロックチェーンであるOMG Network上で使用される仮想通貨です。仮想通貨OMGはイーサリアムブロックチェーンと互換性を持つ「ERC-20」で発行され、2017年のICOで話題となりました。


仮想通貨OMG(オーエムジー)の特徴

仮想通貨のスケーラビリティ問題

仮想通貨にはスケーラビリティ問題があります。1つのブロックの中に書き込める取引データの数が限られていることで、処理速度が減少し送金遅延を引き起こす問題です。ブロックに入りきらなかったデータが増えれば増えるほど処理能力は低下し、送金の遅延のみならず送金要求も承認されない問題が発生します。

そのような状況だと仮想通貨の購入者がマイナー(採掘者)に対して支払う取引手数料がどうしても高騰してしまうのです。ビットコインはブロックの大きさが1MBに制限されています。アルトコインに比べてスグに満杯になってしまうので、それが課題とされてきました。

プラズマチェーンを利用したMore Viable PlasmaとMinimal Viable Plasma

OMG NetworkはMore Viable PlasmaとMinimal Viable Plasmaの技術を開発しました。トランザクションの取引などをブロックチェーンの外側で処理するセカンドレイヤー技術。このセカンドレイヤー技術の一種であるプラズマチェーンという技術を利用したものです。

特にMore Viable Plasmaは通常は一つずつ処理されるトランザクションをまとめて扱うことによって処理スピードを高速化しています。1秒あたりの処理能力がビットコインでは7TPS、イーサリアムでは10〜15TPS。それがMore Viable Plasmaを使ったOMGだと4000TPSまで向上しました。

このことにより取引時間が短縮され、これまで課題とされてきたスケーラビリティ問題への対処が可能になったと多くの投資家達が注目をしたのです。


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仮想通貨OMG(オーエムジー)の承認方式・PoAとは何か?

仮想通貨におけるPoSとは何か?

過去記事で承認方式であるPoSやPoWについて説明しました。PoAとはProof of Authorityの略で訳すと権限の証明です。誰でもデータ承認に参加できるわけではなく、ごく限られた人のみが承認に参加できる仕組みです。

PoAではその承認に参加できる人をバリデータと呼び、住所や名前なども公開され身元調査で犯罪歴のない人が選出されるといった、徹底した体制を取っています。それだけではなく、Dappsを使ってみんなの投票形式で不正を行うようなバリデータは削除され、代わりの人が追加されるなど秩序が物凄く重視された承認方式です。

仮想通貨OMGはいずれPoAからPoSへの移行を予定しています。PoSに移行するとステーキングが可能になり良い材料のようにも見えますが、価格にどのように織り込まれるかは不明なので、慎重に動向を探る必要はあるでしょう。


仮想通貨OMG(オーエムジー)の利用例

OmiseGOは2017年や2019年にタイで、バーガーキングなどのオンライン決済システムが導入されました。※当初はOmiseGOとして、2020年からはOMG Networkにリブランド。

高速なトランザクションとスケーラビリティを実現したのも理由のひとつですが、Unbanked(アンバンクド)Underbanked(アンダーバンクド)などと呼ばれる人達の存在があります。

Unbanked(アンバンクド)Underbanked(アンダーバンクド)とは、本人の意思であるかどうかは別として、銀行に口座を持っていなかったりする人達のことです。

日本のように義務教育制度があり産業が発達してる国では珍しい話ですが、生き抜くために金融犯罪に手を出すとか、どうしようもない格差のために、結果として金融サービスが受けられなくなっている人達が結構な数います。

そこに「社会的信用が必要なところをスマホと仮想通貨で解決しようよ」といったアプローチをかけていってるんですね。


仮想通貨OMG(オーエムジー)の現在の価格から見る将来の予想

※2022年5月16日現在の話です。長期投資家ではなく、あくまでテクニカルトレーダーの分析です。

OMG/USD 1W
OMG/USD週足チャート 引用:TradingView

OMG/USDの週足チャートです。ボリンジャーバンドは期間20でσ2を利用しています。現在OMG/USDは価格もミドルラインよりも下なので売りの勢力が強いです。さらに綺麗には引けていませんが最高値付近から引けるトレンドラインの内側にギリギリで価格が収まっている状態なので、まだ売りの勢力が強いです。

OMG/USD 1D
OMG/USD日足チャート 引用:TradingView

OMG/USD日足チャートを使って局所的に見ていきます。週足で引けたトレンドラインの部分を見ると、何度か抜けてミドルラインにぶつかり推し戻されてを繰り返してるのが分かります。週足ではいちおは売り目線ですが、私は近いうちにこのトレンドラインは明確に破られて買い目線に転換するものと思います。

日足のミドルラインを見てください。4回もミドルラインを試されては押し戻されてをやっています。これほどタッチの多いミドルラインは抜けやすくもあるので、私なら日足のミドルラインを抜けたあたりから、買い目線への転換があると読みます。


仮想通貨OMG(オーエムジー)を売買するのに、おすすめの仮想通貨取引所

1:Coincheck

取引所名:Coincheck
URL:https://coincheck.com/ja/
取扱通貨数:販売所15種類・現物17種類
レバレッジ倍率:証拠金取引は現在やっておりません

Coincheckは証拠金取引をやっていません。現物取引のみです。現物取引の利点はどんなに損失をしても最悪資産が0になる程度です。資産がマイナスになって借金を背負うことはありません。現物取引は上昇相場にしか賭けることができませんが、初心者の方が相場に慣れると言う意味では、ここを使うのは有用です。ちなみにCoincheckに関してはUSDのペアは取り扱っておらず、OMG/JPYのペアのみです。


2:DMM Bitcoin

取引所名:DMM Bitcoin
URL:https://bitcoin.dmm.com/
取扱通貨数:現物11種類、レバレッジ15種類
レバレッジ倍率:固定2倍
ロスカットルール:50%

DMM Bitcoinに関しては現物取引も証拠金取引も両方の取扱があります。ロスカットルールが50%なので、国内業者の中では多少リスクのあるトレードも可能です。DMM BitcoinもUSDのペアは取り扱っておらず、OMG/JPYのペアのみです。


3:GMOコイン

GMOコイン
取引所名:GMOコイン
URL:https://coin.z.com/jp/
取扱通貨数:販売所18種類・現物11種類、レバレッジ5種類
レバレッジ倍率:固定2倍
ロスカットルール:75%

ロスカットが証拠金維持率の75%を下回ってからで、国内業者の中では多少厳しめのGMOコインですが、こちらも現物取引と証拠金取引の両方ができて、販売所形式も用意しています。他の国内業者と同じで、USDのペアは取り扱っておらず、OMG/JPYのペアのみの対応ですが、長期投資をする方が利用すると良い仮想通貨取引所だと思います。


4:CryptoGT

取引所名:CryptoGT
URLhttps://cryptogt.com/jp/website-home
取扱通貨数:60種類以上
レバレッジ倍率:500倍
ロスカットルール:50%

CryptoGTはレバレッジが500倍まで使える中級者以上の方向けな海外業者です。ただ日本語にも対応してて、あのFXでおなじみのMT5の取引ツールが使用できます。取扱通貨は実に60種類以上でOMG/USDにも、しっかり対応しています。

MT4やMT5は他のエンジニアが作った便利なカスタムインジケーターや自動売買システムが簡単に無料で導入できます。もちろんMQL4やMQL5などの言語を学べば、メタエディター(MetaEditor)などを使って、さほどサードルも高くもなく自作インジケーターや自動売買システムを自分で作って導入することができます。

なので裁量トレードだけではなく、システムトレードを検討されている方は、最初からCryptoGTを使ってしまっても良いと私は思います。


仮想通貨OMG(オーエムジー)のまとめ

以上、仮想通貨OMGについて説明してみました。仮想通貨OMGに関しては、その仕組み的に注目してる人が多いです。特に2020年には仮想通貨市場の基軸通貨(ステーブルコイン)として注目度の高い、米ドルとペッグするテザー(USDT)は、OMG Networkの活用を発表しました。

それまでテザーはイーサリアム上での手数料高騰問題に直面していたのですが、OMG Networkを利用することにより、セカンドレイヤーで取引を処理できるようにしたことで、取引費用の削減を実現しています。

OMG Networkは今後、決済分野で力を注力していくようです。CEOの発言もそのようなモノが多いです。

ただUnbanked狙いの取り組みは、『オペレーションが増えるので導入に躊躇する小売業者をどう説得するか??』とか、『そもそも、あまりにもアプリの操作が難しすぎて、Unbankedの人達には逆に使われてないよ』みたいな、問題も散見されるんですね。

仮想通貨の仕組みも良いし、Unbanked狙いの決済事業に力も入れてるし将来性はありそうです。ただ需要の源泉は確実にありますが、それがしっかりと掘り起こされるかどうかは入念な調査が必要だと思います。

もちろん、『そのようなOMG Networkの取り組みが、どれほど価格に織り込まれるのか?』についても同時に注視すべきなのは言うまでもありません。


仮想通貨

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